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IT/Webエンジニアが年収を上げるための7つの戦略!スキルアップとキャリアパスで年収アップを実現

年収をあげるための7つの戦略

「エンジニアとして年収をもっと上げたい」と感じたことはありませんか?

AIやデータサイエンスのスキルを習得すべき?それとも、フリーランスとして独立する?または、大手SIerや外資系企業への転職が給料アップへの近道?

年収をアップさせる方法はいくつもあります。

この記事では、年収を上げる具体的な方法と、実際に年収アップを実現したエンジニアの方の事例をご紹介します。

あなたにとって最適な道を見つけ、キャリアアップを目指しましょう。

目次

年収を上げる方法

  • AIやデータサイエンスなど先端ITスキルを身につける
  • 需要の高い言語を学び、プログラミング言語の幅を広げる
  • コミュニケーション力やチームワークスキルを高め、プロジェクトマネージャー(PM)やシステムエンジニア(SE)を目指す
  • スタートアップでテックリードやCTOを目指す
  • フリーランスエンジニアとして独立する
  • 外資系企業に転職する
  • 一次請けの大手SIerやITコンサルティング企業に転職する

AIやデータサイエンスなど先端ITスキルを身につける

近年、AI技術の急速な発展に伴い、多くの企業が高度なAI人材を求めています。特にAIやデータサイエンスの専門スキルを持つプロフェッショナルは、年収1,000万円を超える高報酬を得られる可能性が高まっています。

AIは比較的新しい技術分野であるため、20代の若手エンジニアでも高収入を得るチャンスが多く、20代で年収1,000万円を達成することも夢ではありません。

具体的な企業例を挙げると、ソフトバンクではAIエンジニアの年収は700万円~1,500万円、NTTグループでは800万円~1,200万円、KDDIでも同様に800万円~1,200万円の給与が期待できます。

また、AIスタートアップ企業であるAI insideやエクサウィザーズなどでは、年収800万円~1,000万円台のポジションが増えており、特にAIを活用した自社プロダクトの開発に携わるポジションは高収入に繋がりやすい傾向があります。

需要の高い言語を学び、プログラミング言語の幅を広げる

使用するプログラミング言語によっても報酬に差が生まれており、需要の高い言語を学ぶことは年収アップに直結します。

例えば、2023年のデータによると、C言語エンジニアの平均年収は579万円であるのに対し、Go言語エンジニアは710万円と、約130万円の差があります。

特にC言語などのレガシーシステムに依存する技術は、給与の伸びが鈍化する傾向が見られる一方、Go言語のような新興技術は、クラウドやマイクロサービスの分野での需要が急速に増加しています。

このような技術の経験者が少ないことも影響し、Go言語の専門スキルを持つエンジニアの給与は相対的に高くなる傾向にあります。

このように、新興技術や需要の高い分野でのスキルを積極的に習得することで、さらなる年収アップが期待できます。

コミュニケーション力やチームワークスキルを高め、プロジェクトマネージャー(PM)やシステムエンジニア(SE)を目指す

開発全体を管理するプロジェクトマネージャー(PM)や、システムの要件定義や設計を担当するシステムエンジニア(SE)は、一般的に給与が高い傾向にあります。

レバテックキャリアのデータによると、東京都内のPMの求人では、**想定年収700万円~**の案件が多く、年収1,000万円以上の求人も珍しくありません。

一方で、開発エンジニアの求人では、300万円~700万円がボリュームゾーンとなっており、PMやSEのポジションがより高い給与を提供していることがわかります。

コミュニケーション力やチームワークに自信のある方は、これらのスキルを活かしてPMやSEの役割を目指すことで、さらなる給与アップが期待できるでしょう。

スタートアップでテックリードやCTOを目指す

スタートアップ企業では、エンジニアの給与が高まっており、特にテックリードやCTOは高年収を得ることができます。

スタートアップにおけるテックリードの年収はおおよそ700万円~900万円ほどですが、1,000万円を超えるケースも少なくありません。

また、CTOの年収は1,000万円~2,500万円に達することがあり、スタートアップにおけるCTOのポジションは非常に高報酬です。

さらに、スタートアップではストックオプション制度を採用している企業が多く、企業が上場した場合には、さらなる報酬が期待できます。

スタートアップでのキャリアを考える方は、技術力に加えて経営や戦略への関与を目指すことで、大きなキャリアアップと年収の向上が期待できるでしょう。

フリーランスエンジニアとして独立する

技術力や自走力に自信がある方は、フリーランスエンジニアとして独立することで、年収が大幅に向上する可能性があります。

令和4年賃金構造基本統計調査によると、会社員エンジニアの平均年収が550万円であるのに対し、フリーランスエンジニアの平均年収は876万円となっています。

会社員エンジニアは社会保険の加入などを含めたメリットがあるものの、フリーランスは自ら高単価の案件を選べるため、実力次第で大きく収入を増やすことが可能です。

特に技術力に自信があるエンジニアは、自分のスキルに見合った報酬の案件を積極的に選ぶことができ、年収アップが期待できます。

最近では、20代で会社員として経験を積み、30代でフリーランスとして独立し、年収を大幅に向上させる人が増えています。

外資系企業に転職する

外資系企業では、日系企業に比べて高い年収を得られる傾向があり、ITエンジニアの年収は1,000万円~1,500万円が一般的です。

外資系企業は成果主義を採用しており、特にインセンティブ給が高く設定されています。

これは、結果を出すことでより高額なインセンティブを得られるため、総年収が大幅に増加することが期待できるシステムです。

特に外資系IT企業では、最新技術を駆使したプロジェクトに携わることで、技術者としてのスキルを磨きながら高収入を得ることができるというメリットがあります。

外資系企業に転職することは、キャリアアップと年収向上の大きなチャンスとなります。

一次請けの大手SIerやITコンサルティング企業に転職する

一次請けの大手SIerやITコンサルティング企業に転職すると、給与水準が上がる可能性が非常に高いです。

外資系企業や大手IT企業は、給与が高い傾向にあり、規模が大きくなるほど年収が上がるというデータが存在します。

求人ボックス 給料ナビによると、会社の規模別では以下のような年収の違いが見られます。

従業員数別の平均年収
  • 従業員数10~99人:平均年収 492万円
  • 従業員数100~999人:平均年収 529万円
  • 従業員数1,000人以上:平均年収 610万円

大企業のほうが給与水準が高い傾向にあり、特に大手SIerではその傾向が顕著です。

日本の大手SIerの平均年収ランキング

1、野村総合研究所 (NRI) – 1,225万円
NRIはユーザー系SIerで、ITコンサルティングやデジタルソリューションに強みを持ち、非常に高い収入を提供しています。

2、電通国際情報サービス (ISID) – 1,128万円
電通グループの一部で、主に金融や製造業向けのソリューションを提供しており、年収が高いことでも有名です。

3、SRAホールディングス – 1,125万円
独立系SIerとして、基幹システムや組み込みシステムなど幅広いITサービスを展開しています。

4、伊藤忠テクノソリューションズ (CTC) – 1,028万円
伊藤忠グループのSIerで、幅広い分野にITソリューションを提供し、高収入が期待できる企業です。

5、三菱総合研究所 (MRI) – 1,024万円
社会インフラや先端技術に強みを持つ企業で、ITコンサルティングや研究開発において高い評価を受けています。

年収アップに成功した実例

29歳で年収1100万を達成した事例

Sさん

都内の大学に通いながら独学でプログラミングを学び、技術力を身に付けた後、複数の企業でインターンとしてエンジニア経験を積みました。
インターン時代は、特にWebエンジニアや機械学習エンジニアとしてのスキルを磨きました。
大学卒業後、大手メガベンチャーに就職し、主に既存システムの保守運用を担当しながら、機械学習モデルの構築やプロジェクトマネジメント業務も経験しました。
約4年の勤務後、上場企業であるシステム会社にバックエンドエンジニアとして転職。
大学時代や前職での実績が高く評価され、年収は約300万円増加しました。
現在はリーダーとして、技術面でのリードを任されています。

営業からエンジニアへキャリアチェンジ。30代で年収1000万を達成した事例

Tさん

大学卒業後、証券会社に入社し、個人向けに金融商品のセールスを担当していましたが、営業職が自分に合わず、わずか8ヶ月で退職しました。
大学時代に少しプログラミングを学んだ経験を活かし、第二新卒として大手SIerに就職。
金融系システムのバックエンド開発、フロントエンド開発、さらに一部モバイルアプリの開発にも携わり、エンジニアとしてのキャリアを積みました。
この職場で5年間勤務し、現在の年収は1,000万円に達しています。

フリーランスからCTOへ。現在年収は1200万

Mさん

大学卒業後、大手のパッケージシステム会社に入社しました。
当初はプログラミングの経験がなかったため、品質保証部に配属され、テスト設計や品質管理を担当していましたが、開発に対する強い興味から約1年半で中堅システム会社に転職しました。
転職後は、受託開発のプロジェクトにおいて、上流工程から下流工程まで幅広く経験を積み、5年間その会社で働きました。
その後、フリーランスとして独立し、8年後、フリーランス時代に築いた人脈がきっかけで、スタートアップのCTOに就任。
現在の年収は1,200万円です。

まとめ

この記事では、エンジニアとして年収を上げるための7つの戦略について解説しました。

これらの戦略を実行することで、エンジニアとしてのキャリアアップと収入向上の両方を達成できるでしょう。

自分に最も適した方法を見極め、積極的にスキルを磨いていくことが重要です。

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